ヴァンデグローブ(VendéeGlobe 2020-2021)参加艇紹介。
ノーマークだったのに前の方を走っているので慌てて書きます。
〈OMIA – WATER FAMILY〉のBenjamin Dutreux(30♂仏)
この方も、名前の発音が難しいです。英語読みなら “ベンジャミン” で良いんだろうけど、フランス人なんで。ベンジャマン、バンジャマンか。
そんなBenjamin Dutreuxは「バンデグローブ」の街、レ・サーブル=ドロンヌにほど近い小島、l’Ile d’Yeuで生まれた……って、どこよ? ユー島?
レ・サーブル=ドロンヌの近くの島で生まれ育てば、「大きくなったらヴァンデグローブに出たい」と思っても不思議はないし。WATER FAMILYのサポートを受けたのも大きいもよう。
WATER FAMILYとは、
環境保護団体ですかね? いや、アウトドアスポーツのサポートをしているのか?
すいません、勉強しときます。
名艇の血統
艇は、ブルースファー設計で2007年浸水の元〈Spirit of Yukoh〉。つまり、白石康次郎は前回これに乗って出場。マストが折れてリタイア。その後スペアのマストを立てて日本に持ち帰り、披露した。あの、銀色のフネです。
塗装が変わるとイメージ変わりますね。
〈Spirit of Yukoh〉の前は〈Hugo Boss〉。その前はSébastien Josse’が乗った歴戦の名艇で、フォイルなしのカンティング・キール+ダガーボード艇。
なんか “ダガーボード”のことを “drift” とも言うんですかね? すいません、これも調べておきます。
今、この原稿を書いている時点では、5番手につけています。すごいなぁ。一時はトップに立っていたこともあり。無視していてゴメン。まさかこんなに良い走りをするなんて。
記念にトップに立ったときの画像をはりつけておいてあげましょう。
なんて、この後フォイル艇にガンガン追い上げられ、やがて抜き去られるとでも言いたげな私の文章は失礼ですね。
でも、自分なら、この画像はずっととっておくけど。