1人乗り無寄港世界一周レース「ヴァンデグローブ」は3週目に入り、第2幕:混迷の南大西洋はますます混迷を極め、先頭集団は右往左往しています。
後続艇団も赤道収束帯で2分したようです。
というところで、船首の縦通材(longitudinal beam)を修理していた〈HUGO BOSS〉のアレックス・トムソンが修理を終えて戦線復帰です。
修理中の動画が入っているので、貼っておきます。
これは大仕事ですね。こういうのは動画で見せて貰うのが一番。
早い段階で見つけ、修理できてラッキーというくらい。
同じVPLPデザインだと構造計算も似たようなものでしょうから、第9世代のVPLP艇は気になるでしょうねぇ。
と思って改めてみたら、今トップ争いをしている〈APIVIA〉と〈LinkedOut〉はVerdierデザインなんですね。
VLPLの第9世代は、〈DMG MORI GLOBAL ONE〉と〈CHARAL〉。〈HUGO BOSS〉は「VPLP – Alex Thomson Racing (led by Pete Hobson)」となっているので、またちょっと違うのかも。
ボリスのヨット教室
モナコ公のお友達、ボリス・ハーマンがセールチェンジのダンドリ動画をアップしているので、こちらも紹介しておきます。
なかなか面白いです。やっぱりハリヤードはデッキで緩められるようになっているんですね。
PART 3はそのうちアップされるようですが。
これ〈HUGO BOSS〉みたいに、密閉型のコクピットだと、船内外を行ったり来たりするの大変そう。
いやしかし、レース中に動画も撮らなきゃならないって、世界一大変なプロスポーツ選手といえるかも。
追伸
IMOCAの依頼で気象リサーチのブイを海に投下とあるけれど、後続艇がぶつかってフネが壊れたりしないんだろうか? 他艇もやっているもよう。
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