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いまさらながら、ネットの時代だな、と

連載終了

ヨット・ボートの雑誌『Kazi』に「外洋ヨットの安全談義」という連載していたんです。
日本に戻ってから書き始めたから、丸4年以上になる。それが2020年12月号で終わります。

12月号分の原稿はすでに書き上げており、さて何しようかな。 “そうだwebサイト造ろう。” と思ったのですよ。

昭和30年(1955)生まれのワタシですが、大学を卒業してからずっとヨット業界に席を置き。『Kazi』に記事を書き始めたのが1991年から。
そしてこの記事を書いているのが2020年だから。30年近くなるのか。いや、たった30年ともいえるけど。世の中変わったなぁ、とつくづく思う。

月刊KAZI(カジ)|舵社
舵社発行の月刊『Kazi』は、創刊から80年以上の歴史があるヨット、モーターボートの専門誌です。クルージングセーラーからモーターボートオーナーまで、さまざまなジャンルのシーマンの教科書として、現在、幅広く親しまれる存在となっています。

昔はヨットに乗っている人だったら全員が読んでいた『Kazi』も、今では読まれなくなって、特に自分の周りのセーラー達が全然読んでないんだよなぁ。
いえね、仲間内での話を聞いていても、それは「安全談義」で書いたんだけどなぁ……。ということが良くあって。つまり『Kazi』を読んで無いってことでしょ。

読んでもらいたいのデス

「外洋ヨットの安全談義」は、自分でもよくわからないことを調べあげて書いたので、結構なベテランセーラーでも知らなかったことがあれやこれや書いてあるはずです。
ちょっとマニアックすぎて、初心者にはチンプンカンプンかもしれないけど。今自分で読み返しても、「へー、そうなんだ」とナットクしたりする良記事なんです。って、自分で書いといてナンですけど。『Kazi』を手にとって「安全談義」のページを開いてもらえれば、ベテランほど興味が湧くはずなんだけどなぁ。

なぜヨット雑誌『Kazi』は、セーラー、特にベテランセーラーに読まれなくなったのか。
これ、『Kazi』誌の編集の問題じゃなくて、月刊雑誌というメディア自体が、時代にそぐわないのかもな。と思うわけ。
特に専門的な情報は、ネットでしょ。と。

確かにそうなのよね。自分でもそうだもん。
ならネットに情報を集約しよう、と思い立った訳ですよ。
特に「安全談義」の内容は、現役バリバリのセーラーの皆さんに知っておいてもらいたいものばかり。
「火せん」とは何か? 「発煙浮信号」と「自己発煙信号」の違い分かります? 

というところで、とりあえず一通り記事をあげないとサイトの細かいところを造り込めないので、この記事を書きました。
『Kazi』誌もデジタル版が発売されています。webサイトのハイパー機能を活かしてそれらと連携する何かができないものか。これから試行錯誤、悩んでみます。

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