eSailing世界一決定戦
対戦型のコンピューターゲームをesportsという。って、知らなかったけど。他人の対戦を観戦して楽しむ層もかなりいて、となると見られる側のプロ・ゲーマーも存在するってことですね。
セーリング界でも、日本セーリング連盟(JSAF)にはe-Sailing委員会があり、
ワールドセーリング主催のeセーリング国別対抗戦「eSaling Nations Cup」なんてのもやっている。
これ↓は、10月18日に行われたラウンド1の「日本 v フランス戦」のもよう。
日本代表は、
① 木暮 俊貴 KG-R
② 今村 勝自 Sean Bond
③ 武石 早代 Sea man ship
④ 大山 修 JPN3717
⑤ 松浦 夏樹 Vegas
⑥ 瀬戸 相平 Sohei NIPPON
⑦ 細木 和輝 優月
⑧ 田中 拓 Tk30623
⑨ 眞榮平 克輝 グリンピース伯爵
⑩ 平井 淳一 0517
⑪ 滝 哲也 Tacitus
⑫ 本田 雄一郎 Pauline3
以前、以降、の試合も、こちら↓にずらーっと出てます。
この後、10月25日(0500-)に、日本vs.スペイン戦ですね。
外洋レースのバーチャルレガッタ
1人乗り無寄港世界一周レースの「ヴァンデグローブ(VendéeGlobe 2020-2021)」にもバーチャルレガッタがあります。
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こういうのはカミさんが得意。僕はダメなんですよ。
以前、唐突に、「コードゼロって何?」等と質問されるので、なんでまた? と思っていたんだけど、1人で「ボルボ・オーシャンレース(Volvo Ocean Race) 20011-2012」のバーチャルレガッタに参戦していたもよう。
外洋レースの場合だと、実際のレースと同時進行でゲームも行われるので、ホントにバーチャル。
で、このときカミさんは喜望峰を回るあたりまでは2位。全世界から8万艇くらい出てる中での2位ですよ。これは快挙らしいんだけど、その後、寝ている間にマダガスカルのあたりで座礁。順位を大きく落とす。
僕の友達からは「なんだよ、夫婦でワッチ組んで、夜中はお前がやれよ。」などと言われたんだけど、僕はこういうゲームは苦手なんですよ。スーパーマリオだって2面までしか行ってないし。
リアル・ヴァンデグローブはオートパイロットが命
船の上での当直をワッチ(watch,ウォッチ)という。船は24時間走り続けるので、交代で見張りにつくわけ。「ボルボ・オーシャンレース(Volvo Ocean Race)」は、フルクルーでの世界一周レースなので、ワッチを組んで24時間、常に誰かが舵を持ち、セールをトリムし、とフルスピードで走っている。
対して1人乗りの「ヴァンデグローブ(VendéeGlobe)」だとワッチを組むわけにはいかない。1人しか乗ってないんだから。そこで、舵はオートパイロットに任せることになる。なので、オートパイロットの性能が重要なんだそうな。
上の記事中、fluxgate compasses(フラックスゲート・コンパス)とは、電動のコンパスのこと。電動といっても、ジャイロコンパス(gyro compass)とは違って、電磁石の原理を使った磁気コンパスだ。電動の磁気コンパス。船首方位を電気的な信号として出力し、オートパイロットに指示する。
記事によれば、最近のオートパイロットには電動コンパスのみならず、精度の高いモ-ションセンサーも搭載されており、人間が舵を持つより速く走れるんですと。それで24時間走り続けることができるわけで。ワッチ要らずですな。
ってことはですよ、パソコン上のバーチャルレースだって、針路を指示してあとはオートマチックで走り続けるわけだから、まさにリアル・ヴァンデグローブ参加艇と同じようなもんで。
そのまま、3ヶ月近く走り続けなければならないわけだから。ほんと、バーチャル・ヴァンデグローブですな。
前回は、50万人くらいエントリーしてたみたいですよ。
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