前回の記事
の続きです。
オリンピックが始まりました。
でも、一番楽しみにしていた7月24日の自転車ロードレース男子は、結局テレビ中継が無かったようです。いや、うちはテレビが無いのでそれは良いんだけど。インターネット配信はあるものの、実況無しで映像を見るのみ。
いや、英語の実況はありました。
いやー、すごく良いレースで、すばらしい映像もあったのに。何で日本語の実況/解説入れないんだろう。
特にロードレース種目において日本で行われているという事実は大きいです。他の多くの種目では、スタジアムやフィールドはどこも似たようなもんでしょ?
その点ロードレースは、単なる屋外というだけではなく街や山の中を走りまわるわけで。
今回の東京2020のコースも素晴らしかったです。日本の良い所がいっぱい出てた。東京オリンピックだからこそのコース、景色なわけで。そこを世界のトップレーサーが走るんですよ。ツール・ド・フランスを終えたばかりの、トップレーサー達が。
走るロードレーサーの画像を撮って生で配信するのは、これまたかなり難しいはずだけど、ここは、ジロ・デ・イタリアのスタッフが映像撮って切り替えもしていたみたいで、世界レベルの映像が送られていました。
もうね、「これはツール・ド・フランス 第22ステージだ」と言ってる人もいるくらい。
いやー、なんで日本語の実況/解説入れて流さなかったんだろう。
そういや、前にどこかのオリンピックで中野浩一さんが解説やってたことがあったなぁ。あの方、競輪の解説者ですよね。ロードレースって同じ自転車競技でもまったく違うものなんで、どんだねやっつけ仕事だよ、と。
海外の場合は他の人を連れて行く予算が無かったってことだろうけど。今回は日本だから。
日本語の解説者がいないのか。
いやいや、J SPORTSでやっているロードレースの実況/解説陣がすごいんです。
ロードレースって競技時間が長く、今回は6時間ですよ。
そのうえ勝負どころは限られていて途中ものすごく間延びしているんだけど、このJ SPORTSの実況/解説陣はそこんとこをみごとにこなすメンツが揃っております。
日本人選手のメダルが望めないからってことでの実況/解説無しということなのかもしれないけれど、彼らなら、出場している世界のトップレーサーそれぞれの魅力と人間関係を、景色の素晴らしさを、檄坂のすごさを、6時間しゃべり倒してみせるはず。
あー、もったいない……を通り越してケシカラン。
放映権を独り占めかバカ高い価格で売り惜しんだのか知らないけど。
無観客でやれと煽っていたのテレビ局を含むマスコミなんだから、実況はちゃんとやろうよ。
日本の景色の中を世界のトップレーサーが激走するというのは、これが最初で最後。
すごく良い勝負だったし。
ああ、もったいなかったなぁ。
開会式は、どーでもいーです。
———— 追記
セーリングも、同様に、ネットでやってますね。
民放のgorin.jpでも、英語解説あります。昨日は無かったけど。
操作はNHK同様に、右下のヘッドフォンボタンから。
NHKの方が時間を戻すことができるので、お勧め。見逃し配信はこちらから。
まあ、民放サイトも仕様が変わるかもしれないけど。
どちらも、セーリングはピーター・レスターの解説ですかね、あの声は。
女子レーザーの解説はかなりマニアックなことを言っているもよう。しらんけど。