舵オンラインにバンデグローブの記事をアップしました。
原稿は12月25日の朝書いているのですが、アップされるのは夜になってしまうのです。
で、勝負をしかけたトップ3艇ですが、翌26日の朝はこんな感じ。
大きく北へ出した〈LinkedOut〉は大失敗。
公式のランキングでは〈APIVIA〉が先頭となっていますが、この後〈Maître CoQ IV〉の前は切れないんじゃないかと思いますが。
そのあたりはまた今日のお楽しみということで。
おっと、コージローも、なにやら勝負をしかけてますぞ。
1艇だけ南に落とし……先は風が無いように見えますが、ここに低気圧ができる予定。
公式トラッキングマップは↓こちらから
ポイント・ネモとは
ポイント・ネモ(Point Nemo)まで800マイル……なんて記事にありますが、このポイント・ネモとは、最も陸地から遠い海上の地点のこと。
最も近い陸地が2,700km。国際宇宙ステーションは、高度が約400kmなので、宇宙ステーションの方が距離は近いということになりますね。
前回の「ボルボ・オーシャンレース」(フルクルー寄港型世界一周レース)では、このポイントネモを通ったレース艇が海水を採集しマイクロプラスチックが含まれていることを確認した、なんて記事もありました。
えー、そんなところまで汚染が進んでいるのか、、、と言われましたが、どうやらポイント・ネモは「宇宙船の墓場」(spacecraft cemetery)とも呼ばれているようですよ。
The area is also known as a “spacecraft cemetery” because hundreds of decommissioned satellites, space stations, and other spacecraft have been deposited there upon re-entering the atmosphere to lessen the risk of hitting inhabited locations or maritime traffic. Point Nemo is relatively lifeless; its location within the South Pacific Gyre blocks nutrients from reaching the area, and being so far from land it gets little nutrient run-off from coastal waters.
https://en.wikipedia.org/wiki/Pole_of_inaccessibility
使用済みの人工衛星は、最も影響が少ないと思われるこの海域めがけて落とすんだそうで、マイクロプラスチックがあっても不思議はないです。
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